• iPhoneXはなぜ駆動時間が長くなったのか

    iPhoneXは、従来のiPhoneと比較して、1回の充電あたりの駆動時間が、最大で2時間も延びています。
    刷新されたデザインは、シリーズ最大の5.8インチのディスプレイを搭載しながらも、縁取りを極限まで削ったベゼルレスデザインも相まって、見た目にも非常にコンパクトですが、実寸サイズも、同時に発表された5.5インチモデルであるiPhone8Plusのサイズと、あまり変わらない程度の大きさです。



    そんなiPhoneXのコンパクトなボディに搭載できるバッテリーは、数値こそ正式には公表されてはいないものの、そのサイズ感から、同程度の容量のものが採用されていることは、容易に想像できます。



    しかしながら、さまざまな要素によって、同容量程度のバッテリーであっても、長時間駆動を実現しています。

    まず、新チップセットのA11Bionicは、プロセスルールの大幅な縮小に成功し、前モデルのA10Fusionよりも、さらに低発熱、低消費電力となりました。

    また、これまでIPSをベースにした液晶ディスプレイから、より低消費電力となった有機ELのOLEDディスプレイが採用されました。



    さらに、これらを含むすべてのパーツの制御も刷新され、第2世代のパフォーマンスコントローラの実装により、システムのマネージメントの面からも、省電力化が可能となり、従来のモデルから2時間も増えた長時間駆動を実現しています。


    iPhoneXの新たなデザインと、ハイパフォーマンスに目が奪われてしまいがちですが、このようなシステムの改良も、見逃したくない進化です。